こんにちは！
街の屋根屋さん春日井店です！

今回は、瓦屋根の無料点検と雨漏り調査を行いましたので、その様子をご紹介します。

ご相談くださったのは、築45年になる立派な入母屋（いりもや）造りのお宅。
和室の天井に雨染みが出てきており、以前も他の業者さんに見てもらったそうなのですが、「どこから雨が入っているのか分からない」とのことだったそうです。

今年のお盆の長雨で再び雨漏りが発生してしまい、「今度こそちゃんと見てほしい」と当店にご連絡をいただきました。

瓦屋根の雨漏りは、原因をしっかり突き止めることが何より大切。
瓦のズレや割れ、下に敷いてある防水シートの劣化など、目に見えない部分でトラブルが起きていることも多いんです。

街の屋根屋さん春日井店では、雨漏り診断のプロが現地で丁寧に調査し、最適な補修方法をご提案しています。

北名古屋市にお住まいの皆さまにも、雨漏りのない安心の瓦屋根で、快適な毎日を過ごしていただきたい！と願っています🌈

「もしかしてうちも雨漏りかも…」と思ったら、どうぞお気軽にお電話くださいね📞
街の屋根屋さん春日井店には、
1級かわらぶき技能士・1級建築板金技能士・1級塗装技能士が在籍していますので、安心してお任せいただけます！

和室の天井に現れた雨染みの原因とは？

2階にある和室の天井です。

天井にはいくつも雨染み（しみ）が見られ、長いあいだ雨漏りが続いていた様子がわかります。
ただ、毎回雨が降るたびに漏れるわけではなく、風の向きや雨の強さによって、雨漏りしたりしなかったりとのこと。

こういった雨漏りは、屋根の瓦のズレやヒビ、下にある防水シートの劣化が原因のことが多く、
見た目ではわかりづらい分、専門的な調査が必要になります。

「これくらい大丈夫かな？」と思っても、放っておくと、天井や柱の内部が腐ってしまうことも…！

瓦屋根の状態確認

雨漏りの原因を調査するため、二階の瓦屋根に登って点検を行いました。

屋根を詳しく見てみると、雨樋（あまどい）や棟瓦（むねがわら）、そして漆喰（しっくい）など、年数とともに劣化しやすい部分があちこち傷んでいる状態でした。

特に漆喰が剥がれてしまっている箇所では、屋根の中にある「屋根土（やねつち）」がポロポロと雨樋の中に落ち込み、集水器が詰まってしまっていました。
その影響で、なんと集水器の中から草まで生えてきてしまっていたんです…！

昔ながらの和瓦の屋根は、とても丈夫ではありますが、やはり定期的な点検とメンテナンスが大切です。
気づかないうちに雨漏りの原因が進行してしまっているケースも少なくありません。

鬼瓦の漆喰が剥がれて危険な状態に…

こちらの写真は、「下り棟（くだりむね）」という屋根の端についている鬼瓦（おにがわら）の部分です。
本来、瓦と瓦のすき間を埋めている漆喰（しっくい）が剥がれてしまっていて、今にも瓦が落ちてしまいそうな状態でした。

実際には、中で銅線などでしっかり固定されているため、すぐに落ちてくる心配はありませんが、それでも放っておくのは危険です。
早めの補修が必要なタイミングでした。

また、屋根の上や雨樋（あまどい）の中には、剥がれた漆喰のかけらがたくさん落ちていました。
こういった漆喰の劣化は、雨水の侵入＝雨漏りの原因になることもあるため、見逃せません。

瓦屋根は見た目には問題なさそうでも、実は内部で傷みが進んでいるケースが多いです。

傷んだ漆喰の詰め直し、棟瓦の取り直しで瓦屋根を健全に保つ

🏠 「瓦屋根のすき間、白い部分が崩れてきた…これって大丈夫？」
それ、漆喰の劣化かもしれません。
瓦を固定し、雨水の侵入を防ぐ重要な役割を果たす漆喰は、10〜20年ほどで補修が必要になるケースが多いです。
放置すると雨漏りや瓦のズレにもつながるため、早めの点検・補修がおすすめです。

「漆喰って何？」「塗装とはどう違うの？」「費用はどれくらい？」そんな疑問にお答えする、写真付きでわかりやすい解説ページをご用意しています！

▶ 瓦屋根の漆喰補修について詳しくはこちら