2025.10.30
今回は、瀬戸市にてカラーベスト屋根の塗膜が剥がれてしまったお宅の現地調査に伺いました。屋根の塗装がところどころ浮いており、既存の屋根材が見えてしまっている状態でした。お客様から「再塗装で直せないか?」というご相談をいただきましたが、調査の結果、塗装では対応が難しいため、屋根カバー…
1分でわかる!この記事のポイント
スレート屋根は定期的な塗装で長持ち。ただし素材によっては塗装不可で、カバー工法が適切な場合も
棟板金(むねばんきん)は強風被害が出やすい要注意部位。下地材の状態で工事方法が変わる
費用の目安と向いているケース/向いていないケースをセットで理解すると、失敗しない
小牧市内は苔・藻による美観低下の相談が増加傾向。高圧洗浄~下塗りなど、正しい工程が品質を左右
スレート屋根の基礎知識(メリット・デメリット)
メリット
瓦に比べて軽量で地震に強い
新築・改修ともにコストを抑えやすい
デメリット
経年で色あせ・苔・カビが発生しやすい
棟板金の緩み・飛散が起きやすい(台風・突風時に要注意)
一部の旧製品は塗装不可(素材の層間剥離が出やすいタイプなど)
※屋根や外壁の苔・藻・カビについて詳しく学びたい方は、本記事末尾の関連記事リンクをご活用ください。

屋根材の割れが少ない
葺き替えやカバーほどの劣化ではない
10~12年ほど塗装未実施、色あせ・苔・カビが目立つ
①高圧洗浄:苔・カビ・汚れを徹底除去(ここが甘いと密着不良の原因に)
②下塗り(シーラー):素地と上塗りを密着させる“のり”の役割
③中塗り:膜厚をつけ、平滑な下地を形成
④上塗り:耐候・防水性を仕上げる最終工程
「塗るだけでしょ?」と思いがちですが、洗浄~下塗りの精度が仕上がりと寿命を大きく左右します。
どれだけ高価な塗料でも、下地づくりが不十分だと早期剥離のリスクがあります。
2,000円/㎡〜(塗料・勾配・劣化度で前後)
※足場代は別途。外壁と同時工事で足場の共有が可能です。

木製:施工性◎/ただし経年で腐食する
樹脂製:耐水・耐久性に優れる/コストはやや上がる
状態・ご予算・将来のメンテナンス計画に合わせて、最適な材料をご提案します。

素材の特性上、塗装では長持ちしないタイプ(例:層間剥離しやすい旧製品など)
表面劣化が進行、もしくは再塗装での改善が見込めない
下地の腐食が軽微〜中程度で補修可能
スーパーガルテクト
横暖ルーフ
T-ルーフ など(いずれも軽量・高耐候が魅力)
10,000円/㎡〜(屋根材・付帯部・棟数・雪止め有無で変動)
※下地の合板増し張りが必要な場合、追加費が発生します。
※屋根の形状(寄棟/切妻)、面積、足場条件でも前後します。
色あせ・苔・カビが中心:まずは屋根塗装を検討
棟の浮き・雨染み:棟板金交換+下地補強を検討
塗膜剥離が広範囲/旧製品で塗装不可:カバー工法が第一候補
雨漏りが顕著/下地腐食が大きい:葺き替えを含めて総合判断
足場コストを最適化:屋根と外壁の同時工事で共有が◎
| スレート(カラーベスト/コロニアル) | セメント系の軽量屋根材。商品名で呼ばれることも。 |
| 棟板金 | 屋根の頂部を覆う金属部材。風雨の侵入を防ぐ要所。 |
| ルーフィング | 屋根材の下に敷く防水シート。雨水の二次防水を担う。 |
| カバー工法 | 既存屋根の上に新しい屋根材を重ねる工法。撤去が少なく工期短縮。 |
| ブリード | シーリングの成分がにじみ出て黒ずみが生じる現象。ノンブリード材で抑制。 |
2005年創業/2015年法人化の屋根・外装リフォーム専門店。
春日井市を拠点に、小牧市・瀬戸市・尾張旭市・多治見市など愛知県北部で多数の実績。
代表は職人出身。点検・見積り・施工管理まで一貫対応できる“現場を知る経営者”です。
在籍職人は全員・国家資格保有
一級かわらぶき技能士(厚生労働大臣認定)
一級建築板金技能士(厚生労働大臣認定)
一級塗装技能士(厚生労働大臣認定)
屋根塗装・葺き替え・棟板金交換・雨漏り修理・太陽光パネル付き屋根のメンテナンスまで、
自社対応・保証付きで安心の施工。工事内容に応じて長期保証を付与し、定期点検・アフターフォローも万全です。
小牧市で屋根修理をご検討の方は、どうぞお気軽に無料点検をご利用ください。
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