2026.07.08
第3部|陸屋根・防水層の劣化による雨漏りと、正しい調査・修理方法について 第1部では「瓦屋根」と「谷樋」、第2部では「棟瓦」と「棟板金」から発生する雨漏りについてご紹介しました。 今回は最後に、近年ご相談が急増している陸屋根やベランダ防水からの雨漏りについて詳しく解説します。 春…
街の屋根やさん春日井店です。
今回は、**小牧市のお客様より「母屋横の建物で雨漏りしているので見てほしい」**とのご相談をいただき、現地調査へ伺いました。
今回調査したのは、母屋の横に建っている築60年ほどの2階建て住宅です。
屋根は昔ながらの瓦屋根で、建物自体もかなり年数が経過しています。
お客様のお話では、現在この建物はほとんど使用していないものの、雨漏りしている状態は気になるため、できるだけ費用を抑えながら雨漏りだけは直したいとのことでした。
築60年という建物の年数だけを見ると、
「瓦屋根全体を葺き替えたほうがいいのでは?」
「屋根下地まで傷んでいるのでは?」
と考えてしまう方も多いと思います。
しかし、屋根の修理では築年数だけで工事内容を決めることはできません。
実際に屋根の状態を確認してみると、今回の雨漏り原因は意外にも非常にシンプルなものでした。
今回の建物は2階建てということもあり、屋根全体を安全かつ効率的に確認するため、ドローンを使用して屋根の調査を行いました。
築年数が60年ほど経過している瓦屋根ですので、瓦のズレや割れ、漆喰部分の劣化、屋根下地の状態など、雨漏りにつながる可能性がある箇所を一つひとつ確認していきます。
屋根の上に実際に上がって調査する方法もありますが、古い瓦屋根の場合、瓦そのものが経年劣化しているケースもあります。
そのため、必要以上に瓦を踏んだり動かしたりせず、まずはドローンによる上空からの撮影で屋根全体を確認することも非常に有効です。
今回もドローンで屋根全体を確認したところ、雨漏りの原因となっている箇所を発見しました。
今回の雨漏り原因は、なんと瓦が1枚欠損していたことでした。
瓦が1枚無くなっていることで、その部分から雨水が直接屋根内部へ入り込んでしまっている状態です。
瓦屋根は、瓦を並べることで雨水を効率よく下へ流す構造になっています。
そのため、一部分でも瓦が欠損してしまうと、本来は瓦によって防がれるはずの雨水が屋根内部へ入り込み、雨漏りにつながる可能性があります。
特に今回のような古い建物では、
などが起こっている可能性があります。
ただし、屋根全体が劣化しているとは限りません。
今回の調査でも、築60年という年数だけを見ると大規模な工事が必要に思えましたが、雨漏りの直接的な原因を確認すると、瓦1枚の欠損が原因でした。
今回のお客様は、建物を現在ほとんど使用していないこともあり、
「できるだけ必要最低限の修理で雨漏りを止めたい」
というご希望でした。
そこで弊社からご提案したのが、欠損している瓦を新しい瓦へ差し替え、さらにその周辺の瓦についても状態を確認し、必要な部分を補修する方法です。
今回の調査結果であれば、屋根全体を解体して新しい屋根に葺き替えるような大規模工事を行わなくても、まずは雨漏りの原因となっている部分を修理することができます。
もちろん、築60年という建物ですから、今後別の場所で瓦のズレや劣化が発生する可能性はあります。
そのため、今回の修理では雨漏り原因となっている瓦だけを見るのではなく、周辺の瓦の状態もしっかり確認したうえで補修することが重要です。
雨漏りの修理で大切なのは、いきなり大きな工事をすることではありません。
まずは、
「どこから雨水が入っているのか」
をできるだけ正確に確認することが重要です。
例えば、天井に雨染みがあるからといって、必ずしもその真上の屋根が雨漏り原因とは限りません。
屋根から侵入した雨水が、屋根下地や梁などを伝って別の場所に流れ、室内に出てくることもあります。
そのため、雨漏り修理では室内の雨染みだけを見るのではなく、屋根の状態を確認して原因を探す必要があります。
今回の小牧市の現場では、ドローンによる屋根調査によって、瓦が1枚欠損しているという明確な原因を発見することができました。
原因がはっきりしたことで、必要以上に大掛かりな工事を行うことなく、雨漏りを止めるための適切な修理をご提案することができました。
屋根の相談をすると、
「築年数が古いから全部やり直したほうがいいのでは?」
と不安になる方もいらっしゃいます。
もちろん、屋根全体の劣化が進んでいる場合には、葺き替えなどの大規模な工事が必要になることもあります。
しかし、築年数が古い=必ず葺き替えが必要、というわけではありません。
屋根の状態や雨漏りの原因を実際に確認したうえで、
など、必要な工事を判断することが大切です。
特に今回のように、現在ほとんど使用していない建物の場合、今後どの程度建物を使用するのか、どこまで修理する必要があるのかなど、お客様の状況によっても適切な工事は変わります。
必要のない工事まで行うのではなく、建物の状態とお客様のご希望を踏まえて修理方法をご提案する。
これも屋根専門店として大切なことだと考えています。
今回の小牧市の現場では、築60年という年数から大規模な屋根工事も考えられる状況でしたが、ドローンによる屋根調査を行った結果、雨漏りの原因は瓦1枚の欠損であることが分かりました。
そのため、弊社では欠損した瓦を差し替え、周辺の瓦も補修するという、できるだけ費用を抑えた修理方法をご提案しました。
雨漏りは、原因によって必要となる工事や費用が大きく変わります。
「雨漏りしているけれど、古い家だから大規模な工事になるのでは?」
「現在ほとんど使っていない建物なので、できるだけ費用を抑えたい」
「屋根全体を葺き替えるほどではないと思うけれど、一度見てほしい」
このような場合も、まずは現在の屋根の状態を確認することをおすすめします。
街の屋根やさん春日井店では、春日井市をはじめ、小牧市、名古屋市守山区、一宮市など周辺地域でも屋根の現地調査・雨漏り調査を行っています。
雨漏りは放置すると、屋根下地や建物内部の木材まで傷めてしまう可能性があります。
「雨が降ると天井にシミが出る」
「以前から雨漏りしている」
「瓦がズレている、無くなっている」
「屋根が古いので一度状態を確認してほしい」
など、屋根に関することで気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。
屋根の状態を確認したうえで、本当に必要な工事をご提案いたします。
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