
2025.10.14
こんにちは。「街の屋根やさん春日井店」です。春日井市でも年数が経ったお住まいでは、雨漏り・瓦のズレ・金属屋根のサビなどのご相談が増えてきています。屋根は家を守る“最前線”の部分。気づかないうちに劣化が進んでしまうと、雨漏りだけでなく下地の腐食やシロアリ被害…

お客様より「天井に雨染みが出てきて心配」とご相談をいただきました。
瓦屋根は耐用年数が長いため「メンテナンスフリー」と思われがちですが、実際には割れや剥がれといった不具合が必ず発生します。その度に点検や補修が必要です。
特に漆喰(しっくい)工事は、15~20年に一度は詰め直しを行わないと雨漏りリスクが高まります。
今回の調査でも、瓦の割れ・のし瓦の剥がれ・天井への雨漏りなどが確認されました。
1分でわかる!この記事のポイント
瓦屋根でも割れや剥がれは必ず発生する
雨漏りが天井や柱まで広がる危険がある
部分補修では対応できず全面張替えが必要な場合もある
定期的な点検と15~20年ごとの漆喰工事で長寿命化できる
こちらが現場ののし瓦の様子です。
瓦の側面が大きく剥がれ、全体的な劣化も目立ちます。長年メンテナンスをされていなかったことが原因で、ここまでの状態になっていました。
この段階でしっかり点検を行えたことは、お客様にとって大きな安心につながります。
今回、点検のきっかけとなったのは天井からの雨漏りです。
写真のように天井に雨染みが広がり、柱へも水が伝わっていました。
木材が水分を含むと、腐食やシロアリ被害が進行してしまいます。こうなると表面的な補修だけでは不十分で、場合によっては骨組みの補修も必要です。
屋根全体を確認すると、特定の箇所だけでなく広範囲にわたり瓦の劣化が進行していました。
瓦は一枚ずつの耐久性が高いものの、全体で見ると長年の経年劣化による隙間やズレが必ず起こります。こうした小さな劣化の積み重ねが雨漏りを引き起こすのです。
さらにアップで確認すると、瓦が割れている箇所も発見できました。
瓦は経年劣化だけでなく、強風で飛散物が当たったり、地震の揺れで割れることもあります。
割れ部分から雨水が侵入し、雨漏りに直結するため、早急な対応が必要です。
瀬戸市のお客様の現場では、のし瓦の剥がれ・瓦の割れ・天井への雨漏りが確認されました。
今回のように症状が進んでしまうと、部分的な補修では済まず「全面張替え」といった大規模な工事が必要になる場合があります。
そうならないためには、定期的な点検と漆喰工事が不可欠です。
小さな割れや剥がれの段階で補修しておけば、費用も抑えられ安心して暮らせます。
劣化が進んでいる場合は全面的な張替えが必要
雨漏りが室内天井に及んだ場合は、天井板や骨組みまでの補修が必要
定期点検を行うことで被害の拡大を防ぎ、長期的にコストを抑えられる
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