2025.11.27
春日井市にて破風板の劣化調査に伺いました 街の屋根やさん春日井店です。本日は春日井市内の築50年・スレート屋根のお宅から「破風板が黒ずんでいる」「軒天にも染みがある」とご相談をいただき、現地調査に伺いました。 調査の結果、ケラバ周辺から雨水が建物内部に回り込んでいることが原因と判…
春日井市のみなさんこんにちは。
街の屋根やさん春日井市店です。
本日は、お客様より「訪問販売業者に屋根の傷みを指摘された」とのご相談をいただき、
現地調査に伺いましたのでご紹介します。
ニチハ製「パミール」は塗装ができない屋根材の代表格
表層が層状に剥がれ、塗料が密着しない構造的欠陥
再塗装は無意味で、カバー工法または葺き替えが必要
カバー工法なら費用を抑えつつ高耐久の金属屋根に再生
訪問販売の「塗装できます」は要注意!
お客様は数日前に訪問販売の営業から
「屋根が傷んでいるので早急に塗装が必要」と言われたそうです。
実際には7年前に屋根塗装を行っており、
「そんなに早く傷むもの?」と疑問に思いながらも、
見せられた写真で屋根の異変に気づかれたとのこと。
屋根材を確認したところ、ニチハ社製「パミール」が使用されていました。
このパミールは、1996年~2008年頃に製造・販売されていたスレート屋根材で、
新築後わずか数年で層間剥離(そうかんはくり)と呼ばれる
“ミルフィーユ状の剥がれ”が発生することで知られています。
一見するとスレート屋根のように塗装で補修できそうですが、
パミールの表面は層ごとに剥離する構造のため、
塗料が密着せず、数ヶ月~数年で再剥がれや浮きが発生します。
そのため、メーカー・専門業者ともに塗装は非推奨・無効とされています。
最近、パミール屋根に対して「塗装で大丈夫です」と勧める業者も見受けられます。
しかし、一時的に塗装しても長持ちせず、数年で再劣化してしまいます。
正しい診断と施工を行うには、
パミールの特性を理解している屋根専門業者に依頼することが重要です。
| 用語 | わかりやすい説明 |
| パミール | ニチハ社製のスレート屋根材。層間剥離を起こしやすく、塗装が不可の屋根として知られる。 |
| 層間剥離(そうかんはくり) | 屋根材が層状に剥がれ、ミルフィーユのように分離する劣化現象。 |
| カバー工法(重ね葺き) | 既存屋根を撤去せず、その上に新しい金属屋根を被せる工法。工期短縮・コスト削減が可能。 |
| スーパーガルテクト | IG工業の高耐久金属屋根材。断熱材一体型で軽量・遮熱性が高い。 |
| 葺き替え工事 | 既存の屋根を完全に撤去し、新しい屋根に張り替える工事。構造補強にも対応。 |
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