2025.11.27
春日井市にて破風板の劣化調査に伺いました 街の屋根やさん春日井店です。本日は春日井市内の築50年・スレート屋根のお宅から「破風板が黒ずんでいる」「軒天にも染みがある」とご相談をいただき、現地調査に伺いました。 調査の結果、ケラバ周辺から雨水が建物内部に回り込んでいることが原因と判…
尾張旭市のみなさん、こんにちは。街の屋根やさん春日井市店です。
今回は、カラーベスト(スレート)など既存屋根の上から新しい屋根を重ねる「カバー工法(重ね葺き)」について、実例・メリット/デメリット・注意点をまとめてご紹介します。
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カバー工法は既存屋根を剥がさず施工するため、工期が短く・操業や生活を止めにくい
断熱材入りの屋根材を選べば、2階の暑さ対策にも効果
代表例:IG工業「スーパーガルテクト」(断熱材入り金属)/LIXIL「T-ルーフ」(天然石粒付き鋼板)
既存屋根の状態次第では野地板補強や下地修繕が必要
太陽光パネルが載っている場合は取付方法・脱着計画に要注意

築年数の経過したニチハ「パミール」は、表層が層状に剥離する特徴があり、塗装での長期延命が難しい屋根材です。
そこで、IG工業「スーパーガルテクト」でカバー工法をご提案。
断熱材一体型の金属屋根で、軽量・高耐候・遮熱・断熱をバランス良く確保できます。
製品保証の一例
塗膜のひび・割れ・剥がれ:15年
赤サビ:20年
穴あき:25年
※各メーカー・グレード・条件により異なります。現地調査後に適合製品をご説明します。

カバー工法では既存屋根を撤去しないため、
雨漏り履歴(野地板の腐朽はないか)
棟下地の傷み(交換の要否)
勾配・納まりの適合性
を事前に点検します。必要に応じて野地板増し張りや下地補強を行います。
また、ルーフィング(防水紙)は軒先から棟へ、下から上へ順に重ねて敷設。
重ね代・立ち上がり・貫通部の処理が二次防水の命になります。
雨漏りが続いている:
原因部の下地が腐朽している可能性。部分解体で状態確認→補修が必要です。
野地板が脆弱:
構造用合板で増し張りしたうえでカバー工法を選択。
太陽光パネルが載っている:
脱着費用/再固定方法/メーカー保証を事前に整理。場合により、支持金物と役物の納まりを再設計します。
| 用語 | やさしい解説 |
| カバー工法(重ね葺き) | 既存屋根の上に新しい屋根を重ねる工法。解体が不要で工期短縮・断熱向上が可能。 |
| ガルバリウム鋼板 | 軽量・耐久・防錆性に優れたアルミ亜鉛合金めっき鋼板。カバー工法の主流材。 |
| ニチハ「パミール」 | 1996〜2008年に製造されたスレート屋根材。層間剥離しやすく塗装不可の代表例。 |
| ルーフィング(防水紙) | 屋根下地に敷く防水シート。雨水を二次的に防ぐ“屋根の傘”。 |
| 野地板(のじいた) | 屋根材を支える下地の板。腐食や反りがある場合は増し張り・交換が必要。 |
| 断熱材一体型金属屋根 | 屋根材の裏に断熱材が一体成形されたタイプ。2階の暑さ対策に有効。 |
| 天然石粒付き鋼板 | 金属屋根の表面に天然石粒を焼き付けた屋根材。高級感と耐候性を両立。 |
| 棟板金(むねばんきん) | 屋根の頂部(棟)を覆う金属部材。風の影響を受けやすく定期メンテが必要。 |
| 通気緩衝工法 | 防水層と下地の間に通気層を設けて湿気を逃がす防水工法。防水リフォームに用いる。 |
| 葺き替え工事 | 既存の屋根をすべて撤去し、新しい屋根に交換する工事。構造補強が必要な場合に選択。 |
一級かわらぶき技能士(厚生労働大臣認定)
一級建築板金技能士(厚生労働大臣認定)
一級塗装技能士(厚生労働大臣認定)
折板屋根の塗装/ガルバカバー工事/外壁塗装/雨樋補修/太陽光まわり点検まで
自社施工+保証付きで安心。工事内容に応じて最長10〜30年の保証を発行し、
完工後も定期点検・無料アフターフォローで末永くサポートいたします。
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