小牧市で築35年の和瓦屋根を現地調査｜劣化した漆喰は放置厳禁！
2025.05.29
漆喰の剥がれが目立つ屋根を調査しました こんにちは、街の屋根やさん春日井店です。今日はお隣の小牧市で、築35年ほどの木造住宅の屋根現地調査に伺いました。 今回のお宅は、昔ながらの"和形瓦"（J形瓦）を使用した住宅で、瓦屋根の特徴がよく表れた趣のある佇まいでした。お客様からは「屋根…
【小牧市】漆喰工の施工事例をご紹介！劣化対策で安心の住まいへ
「そのうちやろう」がきっかけで…
お客様は以前から、屋根の漆喰（しっくい）修理が気になっていたそうです。
ただ、「今すぐじゃなくても大丈夫かな…」と、ついつい先延ばしにされていたとのこと。
そんな中、お隣の家でちょうど漆喰の修理工事が行われていて、「うちもそろそろかも…」と気になるようになったそうです。
その工事を担当していたのが、弊社の職人でした。
漆喰取り直し,漆喰詰め増し,漆喰詰め直し
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工内容
- 漆喰取り直し,漆喰詰め増し,漆喰詰め直し
- 施工期間
- 2日
- 使用材料
- 屋根用漆喰
- 築年数
- 35年
- 工事費用
- １１万
今回は、瓦屋根の漆喰（しっくい）修理の様子をご紹介します。
瓦屋根は非常に耐久性が高く、30年〜50年持つと言われています。
ただし、瓦を支える漆喰や雨樋などは消耗品。定期的な点検や補修が必要です。
とくに漆喰は10年〜15年で劣化が進むため、
「築10年以上」「一度も屋根を点検したことがない」方は、一度プロの目で見てもらうことをおすすめします。
漆喰が劣化すると、瓦をしっかり固定する力が弱くなってしまいます。
漆喰の固定力が低下すると、瓦が少しずつ動きやすくなり、ズレてしまうことがあります。
また、瓦自体は非常に硬い反面、割れやすい性質を持っています。
固定力が失われた瓦同士が動くことで、接触して割れや欠けが発生することがあるのです。
漆喰修理では、既存の漆喰の状態が良好だったため、「上塗り」での施工を行いました。
屋根の「のし瓦」と漆喰の接合部までしっかりと状態を確認した結果、古い漆喰に十分な厚みと強度があり、撤去せず重ねて塗ることで十分補修できると判断しました。
施工前は、漆喰が長年の劣化によって灰色に変色していましたが、修理によって真っ白で清潔感のある美しい状態に生まれ変わりました！
特に今回は、屋根の端にある鬼瓦（おにがわら）部分の漆喰施工にも注力しました。
鬼瓦の形状に合わせて丁寧に塗り直すことで、屋根全体が立体的に見え、美観が大きく向上します。
この箇所は職人の技術力が出る部分でもあり、仕上がりの美しさに差が出やすいのです。
屋根の漆喰が灰色に変色してきた、ポロポロと剥がれ落ちてきた──そんな症状は、屋根修理のサインかもしれません。
「そもそも漆喰って何？」「どういう修理方法があるの？」という方に向けて、漆喰の役割や補修のタイミング、工事方法などを詳しく解説したページをご用意しております。
ぜひ最初に、こちらの解説記事をご覧ください：
👉 漆喰工事の基礎知識と施工事例はこちら
ご自宅の状態にあてはまるかどうかチェックしながら読み進めていただける内容です！
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