
2025.10.17
① 瀬戸市で増えている“和瓦リフォーム”の理由 瀬戸市は昭和〜平成初期の住宅が多く、築30年以上の和瓦屋根住宅も数多く残っています。しかし経年による瓦のズレ・ヒビ・漆喰の剥がれ、雨漏りなどのトラブルが増え、耐震性や断熱性の低下も心配されています。 特に赤津町・品野町・八幡台など、…

名古屋市守山区の皆さま、こんにちは!
街の屋根やさん春日井市店です。
秋も深まり、朝晩は少し肌寒くなってきましたね。
今回は、「屋根に穴があき、雨漏りしてしまった」とのご相談を受けて現地調査を行いました。
現場は築年数が長く、屋根全体に経年劣化が見られました。
部分的に修理しても他の箇所から再び雨漏りする可能性が高かったため、屋根全体の葺き替え工事をご提案いたしました。
街の屋根やさん春日井市店では、
「雨漏りのない快適なお住まいを、できるだけ長く安心して維持していただく」ための施工を行っています。
ご不明点やご相談などありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください😊
当店には、1級瓦技能士・1級建築板金技能士・1級塗装技能士が在籍しております!
1分でわかる!この記事のポイント
・名古屋市守山区で瓦屋根の葺き替え工事を実施
・経年劣化による雨漏りを根本から解決
・新しい屋根材は軽くて強い「ガルバリウム鋼板」
・防水性能・耐震性・耐久性が大幅にアップ!
・街の屋根やさん春日井市店では無料点検を実施中
長年の重みと土の湿気を取り除きました。
まずは既存の瓦を1枚ずつ丁寧に撤去していきます。
瓦自体は非常に丈夫で、割れているものはほとんどありませんでした。
しかし、下地を見ると昔ながらの「土葺き工法(つちぶきこうほう)」で施工されており、
乾燥した土の下に敷かれている**杉皮(すぎかわ)**に隙間ができていました。
これは、雨水が入り込むとすぐに下地へ浸透してしまう危険な状態です。
「いつ雨漏りしてもおかしくない」ほど劣化しており、今回の雨漏りの主な原因と考えられました。
重たい瓦と土を撤去し、すっきりとした状態に清掃して次の工程へ進みます。
雨水を完全にシャットアウトする大切な工程
瓦と土を撤去した後は、新しい下地をつくります。
まず、屋根全体にコンパネ(構造用合板)を張り直して、
屋根の強度をしっかり確保しました。
その上から防水紙(ルーフィング)を敷設。
これにより、屋根材の下に雨水が入り込んでも建物内部に浸透しません。
防水紙は、屋根の「見えない部分」ですが、
雨漏りを防ぐために最も重要な層といえます。
新しく葺き替える屋根材には、ガルバリウム鋼板(こうはん)を採用しました。
ガルバリウム鋼板とは、アルミニウム・亜鉛・シリコンの合金メッキを施した金属板のことで、
非常に錆びにくく耐久性に優れた屋根材です。
今回は「立平葺き(たてひらぶき)」という施工方法で仕上げました。
継ぎ目が少ないため雨水が溜まりにくく、雨漏りにも強い構造になります。
また、重たい瓦や土を撤去したことで屋根の総重量が大幅に軽くなり、
建物全体への負担も軽減されました。
工事完了後は、屋根全体が見違えるほどきれいになりました✨
お客様からも「雨漏りの心配がなくなって安心しました」と喜びの声をいただきました。
ガルバリウム鋼板屋根は、耐久年数が約30〜40年といわれており、
今後も長く快適にお過ごしいただけると思います。
雨漏りの進行状況によっては、
今回のような「葺き替え工事」が最も確実な修理方法になります。
一方で、屋根全体の劣化が進んでいない場合は、
カバー工法(重ね葺き)などで費用を抑えることも可能です。
また、雨漏り修理を行う際には、
・下地の状態をきちんと確認してもらう
・耐久性の高い屋根材を選ぶ
・施工実績が豊富な専門業者に依頼する
この3点を意識することが大切です。
用語 | 説明 |
葺き替え(ふきかえ)工事 | 既存の屋根材をすべて撤去し、新しい屋根材に張り替える工事。根本的に雨漏りを解消できる。 |
土葺き工法(つちぶきこうほう) | 昔ながらの施工法で、瓦の下に土を敷いて固定する方法。湿気がこもりやすく、経年で劣化しやすい。 |
杉皮(すぎかわ) | 古い屋根で防水層として使用されていた天然素材。経年で隙間や腐食が発生しやすい。 |
野地板(のじいた) | 屋根材の下にある木製の下地。腐食すると屋根の強度が低下するため、葺き替え時には補修・交換が必要。 |
防水紙(ルーフィング) | 屋根材の下に敷く防水層。雨水の二次侵入を防ぎ、建物を守る重要な部材。 |
ガルバリウム鋼板 | アルミ・亜鉛・シリコン合金でメッキされた金属板。トタンより4倍錆びにくく、耐久性・軽量性に優れる。 |
立平葺き(たてひらぶき) | ガルバリウム鋼板の施工方法の一種。継ぎ目が少なく、雨漏りしにくい構造。 |
棟板金(むねばんきん) | 屋根の頂部を覆う金属板。風や雨の影響を受けやすく、定期的な点検が必要。 |
今回ご紹介したのは、名古屋市守山区で実施した瓦屋根からガルバリウム鋼板への葺き替え工事です。
経年劣化による雨漏りを根本から解決し、軽量かつ耐久性の高い屋根へと生まれ変わりました。
屋根の穴あきや雨染みは、放っておくと内部の木材腐食やカビの原因となり、
建物全体の寿命を縮めてしまう恐れがあります。
「まだ少しのシミだから大丈夫」と思わず、早めの点検・修理をおすすめします。
街の屋根やさん春日井市店は、2005年に個人事業として創業し、2015年に法人化した屋根・外装リフォームの専門会社です。
春日井市を拠点に、名古屋市守山区・小牧市・瀬戸市・尾張旭市・多治見市など愛知県北部エリアで数多くの施工実績を積み重ねています。
代表は職人出身で、現在も現場に立ち続ける “現場を知る経営者”。
点検・見積り・施工管理までを一貫して行い、建物の状態に応じた最適な修繕・リフォームプランをご提案しています。
当店に在籍する職人は全員が国家資格保有者です。
一級かわらぶき技能士(厚生労働大臣認定)
一級建築板金技能士(厚生労働大臣認定)
一級塗装技能士(厚生労働大臣認定)
屋根塗装・葺き替え・漆喰補修・雨漏り修理・太陽光パネル付き屋根のメンテナンスまで、
すべて自社施工・自社保証付きで安心の施工をお約束します。
さらに、工事内容に応じて最長30年以上の保証制度を設け、
施工後も定期点検とアフターフォローでお客様の住まいを末永くサポートいたします。
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