
2025.09.08
本日は「棟板金(むねばんきん)」が外れてしまったとのご相談をいただき、現地調査に伺いました。 今回のお住まいは築40年ほどの木造住宅で、以前に外壁塗装をされたそうですが、それからすでに10年以上が経っているとのことでした。年月が経つと、カラーベスト屋根や棟板金もどうしても傷みや浮…

お客様より、「雨樋の塗装が剥がれて見栄えが悪い」「金具に錆が出ているので心配」とのご相談をいただきました。
みなさん、雨樋(あまどい)はご存知でしょうか?
屋根の軒先に取り付けられ、屋根から流れる雨水を集めて地面や排水溝へと導く大切な設備です。雨樋が正常に機能していれば、雨水が外壁や基礎に直接当たるのを防ぎ、お住まいを長持ちさせることができます。
しかし、経年劣化により塗装が剥がれたり、金具に錆が出てくると見た目だけでなく、耐久性や排水機能に悪影響を及ぼすこともあります。今回の現場では、そうした雨樋の劣化に対して「ケレン作業」と「塗装」でしっかりとリフォームを行いました。
瀬戸市で雨樋リフォームを実施
経年劣化により塗装が剥がれ、金具に錆が発生
足場を設置してケレン作業を行い、塗装で美観と耐久性を回復
雨樋リフォームは雨漏りや外壁劣化を防ぐために重要
破風板も併せて塗装メンテナンスを実施
ケレン作業で下地を整えた後は、塩ビ製(塩化ビニル樹脂製)の雨樋に塗装を施していきます。
塩ビ製の雨樋は日本の住宅で最も多く使用されているタイプで、軽量で加工がしやすく、コストパフォーマンスにも優れています。
今回は外壁の色に合わせ、落ち着いたブラウン系の塗料を使用しました。
塗装時は塗りムラが出ないよう、ローラーやハケを使い分けながら丁寧に塗り進めます。仕上がった雨樋は光沢が戻り、見た目も新築のように蘇りました。塗膜が復活することで耐久性も高まり、今後しばらく安心してお使いいただけます。
せっかく足場を設置したので、雨樋と併せて破風板(はふいた)の塗装も行いました。
破風板は屋根の端に取り付けられ、雨や風から屋根を守る重要な部材です。しかし、雨樋と同じく常に風雨や紫外線にさらされるため、塗装が剥がれやすい部分でもあります。
こちらもケレンで古い塗膜を落とし、塗り残しがないように丁寧に仕上げました。雨樋と一緒に塗装することで全体の美観が整い、お住まい全体がグッと引き締まった印象になりました。
雨樋の不具合を放置すると、以下のような被害につながる可能性があります。
☑ 屋根からの雨水が外壁を汚し、劣化を早める
☑ 雨の日に大きな水たまりができて歩行が危険になる
☑ 泥水の跳ね返りで外壁が汚れ、美観を損なう
このように、雨樋の不具合は住まい全体に悪影響を及ぼします。定期的な点検や早めのメンテナンスが非常に大切です。
今回行った雨樋リフォーム工事の様子をご紹介しました。
今回はケレン作業と塗装で対応しましたが、もし雨樋自体にひび割れや破損がある場合には交換をおすすめするケースもあります。
雨樋は普段気にかけることが少ない部分ですが、劣化すると雨漏りや外壁の傷み、基礎の浸食など大きな被害につながる恐れがあります。
「雨樋の調子が悪い」「点検してほしい」という方は、ぜひお気軽に街の屋根やさん春日井市店までお問い合わせください!
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