2026.07.02
【第1部】名古屋市守山区でALC3階建て企業様の雨漏り調査|5年前にご提案していた屋上防水工事が必要になった理由 こんにちは。街の屋根やさん春日井店です。 今回は名古屋市守山区にある企業様より、 「建物の中で雨漏りしているので、一度調査してほしい」 とのご連絡をいただき、現地調査…
こんにちは。
街の屋根やさん春日井店です。
毎年6月から7月にかけて梅雨入りすると、当店には**「天井から水が落ちてきた」「壁紙が浮いてきた」「雨の日だけシミが広がる」**といった雨漏りのご相談が一気に増えます。
今年も春日井市内を中心に、小牧市・犬山市・名古屋市守山区など近隣地域から数多くのお問い合わせをいただいております。
雨漏りは単純に「屋根が古いから起こる」というものではありません。
築10年のお住まいでも発生することがあれば、築50年以上でも一度も雨漏りしていない住宅もあります。
つまり、雨漏りは住宅ごとに原因が異なり、正確な調査を行わなければ根本的な解決はできません。
実際に当店へご相談いただく現場でも、
など、一見すると分からないケースが非常に多くあります。
雨漏り修理で最も大切なのは、「どこから水が侵入しているのか」を正確に特定することです。
近年では飛び込み業者による「屋根が壊れています」「今すぐ工事しないと危険です」といった営業も増えていますが、実際には全く別の場所が原因だったというケースも珍しくありません。
街の屋根やさん春日井店では、必要に応じてドローンによる屋根点検や散水試験を実施し、本当の原因を確認したうえで最適な修理方法をご提案しています。
今回は、当店がこれまで数多く調査してきた中で、春日井市で特に多い雨漏り原因を詳しくご紹介します。
「瓦がズレたから雨漏りした」
このように思われる方は非常に多いですが、実際には少し違います。
瓦屋根は瓦そのものが完全防水ではありません。
瓦は雨を流す役割を担っていますが、その下には**防水紙(ルーフィング)**という防水層があります。
本来であれば多少雨水が瓦の下へ入り込んでも、防水紙が建物内部への浸水を防いでいます。
しかし、
などが重なることで、防水紙まで雨水が到達し、雨漏りが発生します。
特に春日井市では、台風やゲリラ豪雨の影響で瓦が少しずれるケースが多く見受けられます。
見た目では分からない程度のズレでも、長期間放置すると雨水が侵入し続け、野地板や垂木が腐食してしまいます。
「瓦が1枚割れただけだから大丈夫」
そう考えてしまう方も少なくありません。
しかし、割れた部分から雨水が侵入し続けることで、
など、屋根以外にも大きな被害が広がる可能性があります。
雨漏りは時間が経つほど修理費用も高額になる傾向があります。
だからこそ、早めの点検・修理が重要です。
以前は屋根へ登って点検するのが一般的でしたが、現在ではドローンによる点検が主流になりつつあります。
街の屋根やさん春日井店でも、屋根へ無理に登ることなく、高画質カメラを搭載したドローンで細部まで確認しています。
これにより、
などを写真でお客様と一緒に確認できます。
「屋根は見えないから不安」という方にも安心していただける調査方法です。
和瓦のお住まいで特に多いのが、**谷樋(たにどい)**からの雨漏りです。
谷樋とは、屋根と屋根がぶつかる谷状になった部分に設置されている雨水を流す板金のことです。
ここには屋根全体の雨水が集中するため、住宅の中でも特に負担がかかる場所です。
昔の住宅では銅板製の谷樋が数多く使用されています。
銅板は耐久性に優れていましたが、長年使用するとある現象が起こります。
雨水が長年流れ続けることで、銅板が徐々に摩耗します。
さらに瓦から流れ出る成分や酸性雨の影響を受け、銅板が腐食し、小さな穴が開いてしまうことがあります。
この穴は数ミリ程度しかないことも多く、地上からはほとんど確認できません。
しかし、そこから侵入した雨水は屋根内部へ回り込み、
などを引き起こします。
「雨漏りしているのに瓦には異常がない」という現場では、この谷樋が原因であるケースが少なくありません。
「コーキングで穴を埋めれば直るのでは?」というご相談もありますが、応急処置では再発する可能性が高くなります。
谷樋は雨水が集中する重要な部分のため、穴が開いている場合は耐久性の高いガルバリウム鋼板製の谷樋へ交換することをおすすめしています。
ガルバリウム鋼板は耐食性に優れ、現在では多くの屋根工事で採用されている材料です。
交換後は雨漏りの再発リスクを大幅に低減でき、長期的な安心につながります。
雨漏りは、「瓦が割れているから」「屋根が古いから」といった単純な理由だけで起こるものではありません。
実際には、瓦のズレや割れ、防水紙の劣化、そして銅板谷樋の腐食など、複数の要因が重なって発生するケースが非常に多いのです。
街の屋根やさん春日井店では、豊富な現場経験をもとに原因を正確に調査し、必要以上の工事を勧めることなく、お住まいの状態に合わせた最適な修理方法をご提案しています。
第2部では、「棟瓦からの雨漏り」と「棟板金の飛散による雨漏り」について、現場で実際に多い事例や間違った補修方法にも触れながら詳しく解説します
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