尾張旭市の皆さまへ｜屋根の漆喰工事の現地調査に伺いました
2025.09.11
こんにちは、街の屋根屋さん春日井店です！今回は、屋根の漆喰（しっくい）工事の現地調査に伺いました。屋根の漆喰は見た目では分かりにくいですが、放置すると雨漏りにつながることもありますので、しっかりチェックが必要です。📝 1分でわかるこの記事のポイント屋根の漆喰は、瓦屋根を長持ちさせ…
稲沢市の皆さま瓦屋根の点検漆喰詰め直し工事による瓦修理をご提案！
瓦屋根の点検依頼をいただきました。
稲沢市でも「うちの瓦屋根は大丈夫かな？」と心配される方は多く、特に漆喰の劣化や瓦のズレは気づかないうちに進んでしまうことがあります。今回のお客様も、ご近所で瓦屋根のメンテナンスをされた方の話を聞いて、「自分の家も点検しておいた方が安心だ」と思われたそうです。
そんな時に、街の屋根屋さん春日井店の無料点検サービスをネットで見つけ、「無料なら一度見てもらおう！」とお問い合わせいただきました。
瓦屋根は定期的な点検を行うことで、雨漏りなど大きなトラブルを防ぎ、長く安心して暮らせる住まいを守ることにつながります。稲沢市で瓦屋根の点検や漆喰詰め直しを検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
それでは実際に屋根へ上がり、瓦の状態を細かく点検していきます。稲沢市のお住まいでよく見られる瓦屋根ですが、今回も瓦の重なり部分に注目しました。矢印で示した箇所にはシーリングが打ち込まれており、これは「ラバーロック工法」と呼ばれる瓦を固定する施工方法です。
ただし、このラバーロック工法は正しく行わなければ注意が必要です。誤った施工として、隙間をすべて塞いでしまうケースが見られます。そうすると通気や排水が妨げられ、雨漏りや劣化につながる恐れがあります。今回の点検では、適切な隙間が確保されており、施工自体に問題はありませんでした。
瓦屋根は一見すると変化が分かりにくいですが、こうした細部の確認が長持ちさせるためにとても大切です。
瓦屋根の固定方法としてよく耳にする「ラバーロック工法」。実は正しい施工と間違った施工で、屋根の耐久性や雨漏りリスクに大きな差が出る工法なんです。
👉 詳しい仕組みや注意点はこちらの記事で解説していますので、ぜひご覧ください。
次に、瓦屋根の点検で欠かせない「棟瓦（むねがわら）」をチェックしました。棟瓦とは屋根の一番高い部分（左写真）、屋根の面と面がぶつかる境目に積まれている瓦で、雨水の侵入を防ぐ大切な役割があります。幸い、今回は大きな歪みは見られませんでした。もし歪みがあると、その部分から崩れてしまう危険性があるんです。特に地上からでは確認しづらい箇所なので、瓦屋根の点検では必ず見ておく必要があります。
続いて棟瓦の根元にある「漆喰（しっくい）」を確認したところ、劣化によるひび割れ（右写真赤丸部分）が見つかりました。漆喰は棟瓦を固定したり、内部の葺き土（ふきつち）を守る役割があります。この漆喰が傷んでしまうと、雨漏りの原因となり、最終的には棟瓦のずれや歪みにつながってしまうんです。
そのため今回は、古くなった漆喰を取り除いて新しく塗り直す「漆喰詰め直し工事」をご提案いたしました。
一方、こちらは軒先から見上げた場所にある軒天の様子です。見てもわかるように表面の合板が剥がれてしまっていますね。こうして剥がれた箇所はやがて穴が空いてしまい、小動物が入り込んで住処にされてしまうことがあります。これ以上進行する前に対処する必要がありますので、新たにケイカル板を貼り付ける、「軒天の重ね貼り補修」も漆喰詰め直し工事と併せてご提案いたしました
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