2026.06.01
小牧市にお住まいの皆さま、こんにちは。街の屋根やさん春日井市店です。 今回は旧松下電工の屋根材「フルセラム」の屋根調査と屋根修理の考え方 についてご紹介いたします。 フルセラムは現在廃番となっている屋根材で、劣化が進行すると補修が難しい屋根材のひとつです。 1分でわかる!この記事…

雨漏りがしているため、屋根の葺き替えをご検討でした
今住んでいる家の屋根には瓦が良いとのことで葺き替えを平板瓦で行いました





こんにちは!
街の屋根やさん春日井店です。
本日は春日井市にて、築約40年のお住まいで行った和瓦屋根から平板瓦への屋根葺き替え工事をご紹介します。
今回のお住まいでは以前から雨漏りが発生しており、雨が降るたびにお客様も大変心配されていたそうです。
現地調査を行ったところ、屋根自体の経年劣化だけではなく、以前に他社が行ったずさんな屋根工事が雨漏りの大きな原因になっていることが分かりました。
そこで今回は、既存の土葺き和瓦屋根を撤去し、下地からしっかりと補修・施工したうえで、**鶴弥の平板瓦「スーパートライ」**へ葺き替えを行いました。
同じ時期には、お隣のお住まいでも別の業者による屋根葺き替え工事が行われていたとのことですが、お客様は長年続く雨漏りを根本から改善するため、今回思い切って屋根全体の葺き替え工事を決断されました。
今回のお住まいは築約40年。
屋根には昔ながらの和瓦が使用されており、瓦の下には土を使用する、いわゆる土葺き工法の瓦屋根でした。
瓦屋根は非常に耐久性の高い屋根材ですが、築年数が経過すると、
など、さまざまな原因によって雨漏りが発生することがあります。
今回のお住まいでも雨漏りが徐々に酷くなっており、部分的な補修ではなく、今後も長く安心して住めるように屋根全体の葺き替えをご希望されました。
今回の現地調査で特に問題となっていたのが、以前に他社が行った屋根の補修方法です。
なんと、棟瓦がシリコンで固定されている状態でした。
屋根工事に詳しくない方からすると、「シリコンでしっかり固定してあるなら問題ないのでは?」と思われるかもしれません。
しかし、瓦屋根の構造を理解せずに、単純にシリコンで隙間を塞いでしまうことは大きな問題につながる場合があります。
屋根はどんなにしっかり施工していても、強風や横殴りの雨などによって、多少の雨水が瓦の内部へ入り込む可能性があります。
そのため瓦屋根では、
瓦の下に入った雨水を適切に下へ流し、外部へ排出する構造
が非常に重要になります。
ところが、棟瓦の周辺を安易にシリコンで埋めてしまうと、本来必要な水の逃げ道まで塞いでしまうことがあります。
今回のお住まいでも、以前の補修工事によって必要以上にシリコンが使用されており、屋根内部に入った水の抜け道がなくなってしまっていました。
その結果、水が屋根内部に滞留し、雨漏りにつながっていたと考えられます。
雨漏り修理では、「隙間をコーキングやシリコンで埋めれば直る」と考えられることがあります。
しかし、屋根の場合は注意が必要です。
間違った場所をシリコンで塞いでしまうと、
といった問題が起こる可能性があります。
屋根の雨仕舞は非常に重要であり、単純に隙間を塞ぐだけでは適切な修理とはいえません。
特に棟瓦や谷部分などは、水の流れを理解したうえで施工する必要があります。
専門業者では、屋根の構造や排水経路を確認せず、棟瓦全体をシリコンだけで固定するような施工は基本的に行いません。
今回のようなケースでは、間違った補修を繰り返すよりも、一度既存屋根を適切に撤去し、下地から施工し直すことが重要です。
今回の葺き替え工事では、既存の和瓦屋根を撤去し、新しく**鶴弥の「スーパートライ」**を使用しました。
鶴弥スーパートライは、陶器瓦メーカーである鶴弥が製造している平板瓦です。
従来の和瓦とは異なる、フラットでシャープなデザインが特徴で、現在の住宅にも非常によく合う屋根材です。
鶴弥のスーパートライは、住宅の屋根に使用される平板形状の陶器瓦です。
平板瓦は、和瓦のような伝統的な曲線を持つデザインとは異なり、すっきりとした直線的なデザインが特徴です。
屋根全体が非常にスタイリッシュな印象になり、近年の住宅デザインとの相性も優れています。
陶器瓦は、塗装を定期的に塗り替える必要があるスレート屋根や金属屋根とは異なり、瓦そのものの耐久性が非常に高い屋根材です。
もちろん、屋根全体としては防水紙や下地などのメンテナンスが必要になりますが、瓦自体は長期間使用することができます。
適切な施工を行えば、長期的に住まいを守る屋根材として非常に優秀です。
陶器瓦は表面の塗膜だけに頼る屋根材とは異なり、高温で焼き上げて製造されます。
そのため、
などが起こりにくいことも大きな特徴です。
金属屋根やスレート屋根の場合は、将来的に塗装メンテナンスを検討する必要がありますが、陶器瓦は瓦自体の塗り替えを基本的に必要としない点が大きなメリットです。
昔ながらの和瓦は重厚感があり、日本家屋に非常によく似合う屋根材です。
一方、平板瓦は、
といった特徴があります。
今回のお住まいでも、和瓦から平板瓦へ変更したことで、建物全体の印象が大きく変わりました。
築40年のお住まいでも、屋根を新しくすることで非常にすっきりとした印象になります。
今回の工事で大きなポイントとなったのが、土葺き和瓦屋根から軽量化できることです。
昔ながらの瓦屋根では、瓦の下に大量の葺き土が使用されています。
そのため、瓦だけではなく土の重量も屋根全体にかかっています。
一般的な目安として、
1㎡あたり約60kg前後
になることがあります。
一方、今回使用した鶴弥スーパートライのような平板瓦は、施工方法にもよりますが、
1㎡あたり約40kg前後
が一つの目安となります。
つまり、土葺きの和瓦屋根から平板瓦へ葺き替えることで、
さらに、既存屋根の土の量や使用されている瓦によっては、
1㎡あたり約20~30kg程度軽くなるケースもあります。
例えば屋根面積が100㎡の場合で考えると、
約60kg × 100㎡
約6,000kg
約40kg × 100㎡
約4,000kg
となります。
単純計算では、
もちろん、実際の重量は使用されている瓦の種類、土の量、施工方法、屋根形状などによって異なります。
しかし、土葺き瓦屋根から平板瓦へ変更することで、屋根の重量を大幅に軽減できることは大きなメリットです。
屋根は住宅の最も高い位置にあります。
そのため、屋根が重くなるほど建物にかかる負担も大きくなります。
特に地震が発生した場合、建物の高い位置に重量が集中していると、揺れが大きくなる可能性があります。
そのため、
「屋根を軽くする」ことは建物の耐震性を考えるうえでも重要なポイントの一つです。
今回のように、土葺きの和瓦屋根から平板瓦へ変更することで、瓦屋根の耐久性やデザイン性を維持しながら、屋根重量を軽減することができます。
屋根の葺き替え工事では下地から施工することが重要です
瓦を撤去した後は、屋根の重要な防水層となる防水紙を施工します。
瓦は屋根を守る一次防水の役割を持っていますが、強風や雨の吹き込みによって瓦の下へ水が入り込むこともあります。
そのため、屋根の内部へ水を侵入させないためには、防水紙が非常に重要です。
特に築40年のお住まいでは、既存の防水紙も経年劣化している可能性があります。
今回のような全面葺き替え工事では、瓦だけではなく防水層から新しく施工できるため、雨漏り対策として非常に効果的です。
下地や防水紙の施工が完了した後、新しい鶴弥スーパートライを施工していきます。
瓦屋根は一枚一枚を適切に施工し、屋根全体で雨水を正しく流す構造にすることが重要です。
特に、
などは、雨仕舞を十分に考慮して施工する必要があります。
今回の雨漏りは以前の不適切な施工が原因の一つだったため、単純に新しい瓦を施工するだけではなく、水の流れと排水経路を考えた適切な施工を行いました。
屋根のリフォームをご検討されているお客様から、
「瓦とガルバリウム鋼板の屋根、どちらがいいですか?」
というご質問をいただくことがあります。
近年はアイジー工業のスーパーガルテクトなど、軽量な金属屋根も非常に人気があります。
そこで、平板瓦とガルテクトなどの金属屋根を比較してみましょう。
陶器瓦は非常に耐久性が高く、瓦自体の寿命が長い屋根材です。
金属屋根やスレート屋根では、将来的に塗装が必要になる場合があります。
一方、陶器瓦は瓦自体の塗り替えを基本的に必要としません。
平板瓦は重厚感があり、高級感のある屋根に仕上がります。
適切な施工を行うことで、強風にも対応した屋根を作ることができます。
スーパートライなどの平板瓦は軽量化されていますが、ガルバリウム鋼板屋根と比較すると重量があります。
施工方法や屋根形状によっては、金属屋根よりも費用がかかる場合があります。
複雑な屋根形状の場合は、役物瓦などが必要になるため、費用が変動することがあります。
ガルバリウム鋼板を使用した金属屋根の最大のメリットは軽量であることです。
一般的な金属屋根は、
1㎡あたり約5kg前後
と非常に軽量です。
土葺き瓦屋根と比較すると、屋根重量を大幅に軽減することができます。
スーパーガルテクトなどの金属屋根は、既存のスレート屋根の上から施工するカバー工法にも使用されます。
既存屋根を撤去しないため、
といったメリットがあります。
ただし、今回のような和瓦屋根の場合は、基本的に瓦を撤去してから施工する必要があります。
屋根重量を大幅に軽減できるため、耐震性を重視するお客様には大きなメリットがあります。
金属屋根にもデメリットがあります。
例えば、
などがあります。
そのため、
という場合は金属屋根、
という場合は平板瓦、
といったように、お住まいの状況やお客様のご希望によって選択することが重要です。
今回のような土葺き和瓦屋根から平板瓦へ変更することで、
といったメリットがあります。
築40年前後の瓦屋根では、瓦自体がまだ使用できる状態であっても、防水紙や下地が寿命を迎えていることがあります。
そのため、
「瓦は割れていないから大丈夫」
と判断するのではなく、雨漏りや築年数に応じて専門業者による点検を行うことが大切です。
すべての施工が完了し、和瓦屋根から鶴弥スーパートライを使用した平板瓦屋根へ生まれ変わりました。
以前の和瓦と比較すると、屋根全体が非常にすっきりとした印象になり、建物の雰囲気も大きく変わりました。
また、今回の工事では単純に屋根材を新しくするだけではなく、
雨漏りの原因となっていた以前の不適切な施工を改善し、下地・防水層から屋根全体を施工し直したこと
が大きなポイントです。
屋根工事では、使用する屋根材ももちろん重要ですが、それ以上に重要なのが、
です。
どれだけ高性能な屋根材を使用しても、施工方法を間違えると雨漏りにつながってしまいます。
今回のお住まいでは、長年悩まされていた雨漏りを改善するため、屋根全体を根本から見直すことができました。
「瓦屋根が古くなってきた」
「雨漏りしているけど原因が分からない」
「以前修理したのに雨漏りが再発した」
「土葺きの瓦屋根を軽くしたい」
「和瓦から平板瓦へ変更したい」
「ガルテクトと瓦、どちらがいいか相談したい」
このようなお悩みをお持ちの方は、ぜひ街の屋根やさん春日井店へご相談ください。
屋根の状態や雨漏りの原因、お住まいの構造、お客様のご予算や今後のライフプランを考慮し、
など、最適な工事をご提案いたします。
春日井市を中心に、小牧市・名古屋市守山区・瀬戸市・一宮市など、地域密着で屋根工事を行っています。
屋根のことで気になることがございましたら、お気軽にご相談ください!
街の屋根やさん春日井店が、皆様の大切なお住まいを守るお手伝いをいたします。
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