「天井に雨漏りのシミが出てきているので調査してほしい」とご相談をいただきました。
確認すると、差し掛け屋根の瓦棒トタン屋根に錆や亀裂が広がり、防水テープも剥がれて下地木材が露出している状態でした。経年劣化が進行していたため、今回 トタン屋根を撤去し、ガルバリウム鋼板に全面葺き直し を行う運びとなりました。

1分でわかる！この記事のポイント

• 工事件名：瀬戸市・トタン屋根葺き直し工事（ガルバリウム鋼板）

• 原因：経年劣化による錆び・亀裂・防水機能の低下

• 工事内容：既存トタン撤去 → 野地板確認 → 防水シート敷設 → 水切り板金設置 → ガルバリウム鋼板葺き直し

• 効果：雨漏り解消、錆びに強く長寿命の屋根へ改善

• キーワード：瀬戸市／屋根修繕工事／雨漏り修理／トタン屋根リフォーム

 

施工前の状態：外壁との取り合い部分は下地が剥き出しに

差し掛け屋根は「屋根」と「外壁」の異素材が交わるため、雨水が侵入しやすい構造です。
現場では外壁との取り合い部分の防水テープが剥がれ、下地木材が剥き出しになっていました。ここが雨水の浸入口となり、室内の雨漏りを引き起こしていたと考えられます。

また屋根勾配が緩いため、溝には砂埃が溜まりやすく、雨水の排水を妨げていました。錆びや亀裂も散見され、部分補修では改善できないため 全面張替えによる根本解決 を選択しました。

→差し掛け屋根の雨漏りメンテナンスについて

野地板の確認と新しい防水シートの敷設

まず既存のトタン屋根を撤去し、下地である野地板の状態を確認しました。
雨染みはあるものの、腐食や強度不足はなかったため、そのまま活かす判断に。
上から 改質アスファルトルーフィング（防水シート） を丁寧に敷設しました。これにより、屋根材の下で雨水が侵入しても二次防水としてしっかり建物を守ります。

外壁との取り合いは水切り板金で仕上げ

雨漏りの原因となりやすい取り合い部分は、防水シートを立ち上げて施工した上で 水切り板金 を新設しました。
これにより、外壁と屋根の隙間から雨水が入り込むリスクを大幅に減らすことができます。
雨仕舞いは屋根修繕工事の中でも重要な工程で、施工品質の高さが工事後の安心につながります。

完成：ガルバリウム鋼板で錆びに強い屋根に！

新しい屋根材には、ガルバリウム鋼板 を採用しました。
従来のトタンに比べて 4倍以上錆びにくく、軽量かつ高耐久。耐震性も高く、住宅の寿命を延ばす効果があります。
今回の工事により雨漏りは完全に解消し、お客様からも「これで安心して暮らせます」とのお声をいただきました。

ガルバリウム鋼板のメリットまとめ

• トタンより錆びに強い（寿命は20年以上）

• 軽量で建物への負担が少ない

• 耐震性・耐風性に優れる

• メンテナンス頻度を抑えられる

• デザイン性も高く、外観が美しくなる

屋根リフォームをお考えの方には、コストパフォーマンスに優れたおすすめの屋根材です。

他に考えられる選択肢や注意点

• 野地板が腐食している場合は下地から張替えが必要

• 金属屋根特有の「雨音」や「断熱性」は、遮音材や断熱材の併用で改善可能

• 雨漏りは放置すると室内天井・壁紙の劣化につながり、修繕費用が高額化する恐れあり

まとめ・お問い合わせへのご案内

瀬戸市で行ったトタン屋根からガルバリウム鋼板への葺き直し工事をご紹介しました。
早めの点検と修繕が、建物全体を長持ちさせる秘訣です。

「雨漏りが心配」「屋根が錆びてきた」「リフォームを検討している」
そんな方は、ぜひ 街の屋根やさん春日井店 にご相談ください。

現地調査・お見積りは 無料 です。お住まいに最適な修繕方法をご提案いたします。