2025.12.25
尾張旭市のみなさま、こんにちは 街の屋根やさん春日井市店です。 近年、尾張旭市でも「屋根の点検をします」「近くで工事をしているので屋根が見えた」といった点検商法・悪質な訪問販売業者によるトラブル相談が急増しています。 「屋根がズレている」「このままだと雨漏りします」そんな言葉を突…
小牧市のみなさま、こんにちは。
街の屋根やさん春日井市店です。
今回は、「先日の雨で、2階の天井から水が垂れてきた」
というご相談をいただき、現地調査に伺いました。
築年数は約60年。
長年住み継がれてきた瓦屋根住宅で、調査の結果、瓦の凍て割れ(いてわれ)が雨漏りの主な原因であることが分かりました。
雨漏りは、
✔ 早期発見
✔ 早期補修
ができれば、工事範囲も費用も最小限で済むケースが多くあります。
同じような瓦屋根にお住まいの方は、ぜひ参考にしてください。
築60年の瓦屋根で雨漏りが発生
原因は「瓦の凍て割れ」と「棟瓦のズレ」
凍て割れは冬の凍結と融解の繰り返しで起こる
放置すると垂木が腐食し、被害が拡大
部分補修でも雨漏り改善は可能なケースあり
まず確認したのは、2階天井の状況です。
天井板には黒いシミが広がり、表面のベニヤも浮き始めていました。
この状態は、
1日や2日で発生するものではなく、
長期間にわたって雨水が内部を伝っていた証拠です。
お客様からは
「窓を開けた外側、軒先の下からも雨水が垂れている」
とのお話がありました。
外部からも雨漏り症状が確認できる場合、
屋根内部ではすでに相当量の雨水が回っている可能性があります。
室内確認後、点検口から天井裏を確認すると、
瓦屋根を支える垂木に雨水が流れた跡が見つかりました。
黒く変色している部分は、雨水が長期間流れていた証拠です。
このまま放置すると、
垂木の腐食
屋根の歪み
雨漏りの悪化
につながり、補修費用も大きくなってしまいます。
赤丸部分をご覧ください。
瓦の表面が剥がれています。
これは 「瓦の凍て割れ(いてわれ)」 と呼ばれる劣化現象です。
経年劣化した瓦は内部に水分を含みやすくなります。
冬場に気温が下がると、
含まれた水分が凍結
解凍を繰り返す
体積膨張により瓦が割れる
という現象が起こります。
築年数の長い瓦屋根では、特に注意が必要です。
屋根の最上部である大棟の冠瓦がズレており、
鬼瓦が今にも落下しそうな状態でした。
この部分から葺き土が流れ出すと、
雨漏り促進
強風時の落下事故
につながるため、早急な補修が必要です。
お客様からは
「先代が建てた大切な家を、できるだけ守りたい」
とのご要望をいただきました。
そこで今回は、
凍て割れした瓦の差し替え
大棟・冠瓦の補修
を行う部分補修をご提案しました。
本来は全面葺き替えが理想ですが、
ご予算・工期を考慮し、現実的な方法を選択しています。
築年数が経過した瓦屋根では、
凍て割れ
棟瓦のズレ
葺き土の流出
などが原因で雨漏りが発生します。
天井のシミや雨だれに気付いた時点で、
できるだけ早く専門業者に相談することが大切です。
街の屋根やさん春日井市店は、
2005年創業・2015年法人化の屋根・外装リフォーム専門店です。
小牧市・春日井市・瀬戸市・尾張旭市など
愛知県北部エリアで多数の施工実績があります。
在籍職人は全員が国家資格保有者。
瓦屋根・雨漏り修理・葺き替えまで自社施工+保証付きで対応します。
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