
2025.05.29
漆喰の剥がれが目立つ屋根を調査しました こんにちは、街の屋根やさん春日井店です。今日はお隣の小牧市で、築35年ほどの木造住宅の屋根現地調査に伺いました。 今回のお宅は、昔ながらの"和形瓦"(J形瓦)を使用した住宅で、瓦屋根の特徴がよく表れた趣のある佇まいでした。お客様からは「屋根…

数年前から雨漏りをしていました。
付き合いのあった大工さんもいなくなり、家族に相談したところ街の屋根やさん春日井店さんを紹介してくれました。
部分的な補修で直ると思っていましたが、確実に直すためには新しい屋根にした方が良いと教えていただいたので新しい屋根にすることをお願いしました。
調査の結果、雨漏りが発生していたのは1階の下屋部分。
この部分は2階の外壁と接しており、「取り合い部」と呼ばれる接続箇所から雨水が侵入していました。瓦棒屋根自体も経年劣化が進んでおり、錆びや浮きが見られました。
また、屋根の上には後から取り付けられたベランダがあり、屋根のメンテナンスが難しい状態。排水経路も確保されておらず、雨水が滞留しやすい構造になっていました。
瓦棒屋根は、金属製の屋根材で棒状の「立ち上がり(ハゼ)」が並行に設けられた形状が特徴です。
主にトタンやガルバリウム鋼板で施工されることが多く、昔ながらの住宅や倉庫、下屋部分によく使用されています。
【瓦棒屋根のメリット】
勾配の緩い屋根にも対応可能
雪が滑りやすく、積もりにくい
軽量で建物への負担が少ない
【デメリット】
錆が発生しやすい(特にトタン製)
釘浮きやハゼの隙間から雨水が侵入しやすい
長年放置すると雨漏りにつながる
今回は、既存の瓦棒屋根が劣化していたため、全面にカバー工法を採用しました。
【作業内容】
後付けのベランダを安全に撤去
既存瓦棒屋根の点検と補修
防水シート(ルーフィング)を全面に施工
新しいガルバリウム鋼板による瓦棒屋根を施工
外壁との取り合い部に雨仕舞い処理を徹底
カバー工法は、既存の屋根を撤去せず、その上から新しい屋根材をかぶせる工法です。
工期短縮・コスト削減が可能で、廃材も少なく済みます。
瀬戸市の今回のケースでは、雨漏りの原因をしっかり特定し、ベランダ撤去+カバー工法という最適な対策を講じたことで、再発リスクを大幅に軽減できました。
屋根と外壁の取り合い部は雨漏りリスクが高く、特に瓦棒屋根の場合、早めのメンテナンスが肝心です。
街の屋根やさん春日井店では、無料点検や雨漏り調査にも対応しておりますので、ぜひお気軽にご相談ください!
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