2025.12.03
北名古屋市のみなさま、こんにちは! 街の屋根やさん春日井市店です。 北名古屋市・清須市・小牧市・豊山町などのエリアでは、スレート屋根(コロニアル)の劣化相談やカバー工法の相談が急増しています。 とくに工場・倉庫・大型施設では、「スレート屋根が全体的に苔だらけ…」「塗…

破風板のご相談で伺いました
劣化原因が屋根からの為、カバー工法を提案させていただきました。





街の屋根やさん春日井店です。 本日は春日井市内にて、既存のカラーベスト屋根(化粧スレート屋根)に対し、スーパーガルテクトを使用したカバー工法を施工いたしました。
今回の工事では、既存カラーベストの上から構造用合板(コンパネ)を増し張りし、その上に高耐久・高断熱の金属屋根材であるスーパーガルテクトを施工しています。単なる「重ね葺き」ではなく、下地から性能を底上げするワンランク上のカバー工法です。
本記事では、春日井市で屋根工事を20年以上行ってきた実績をもとに、
カラーベスト屋根の劣化原因
カバー工法の正しい考え方
なぜコンパネ増し張りが必要なのか
スーパーガルテクトの性能とメリット
葺き替えとの比較
春日井市でカバー工法を選ぶ際の注意点
まで、春日井市で一番詳しい内容を目指して解説します。
カラーベスト(コロニアル・化粧スレート)は、1990年代以降に建てられた住宅で非常に多く採用されている屋根材です。春日井市内の住宅地、高蔵寺ニュータウン周辺でもよく見かけます。
軽量で耐震性に優れる
初期コストが比較的安い
見た目がスッキリしている
一方で、定期的なメンテナンスが必須という弱点があります。
表面塗膜の劣化・色あせ
コケ・カビの繁殖
ひび割れ・欠け
釘の浮き
防水シート(ルーフィング)の寿命切れ
特に築20年以上経過している場合、表面だけでなく屋根内部の防水性能が限界に達しているケースが多く、塗装だけでは根本解決にならないことも少なくありません。
今回のお住まいでは、
カラーベスト自体の劣化が進行
雨漏り予備軍となる症状が複数確認
ただし下地の野地板は致命的な腐食なし
という状況でした。
このような場合、
葺き替えほど大掛かりにはしたくない
でも塗装では不安が残る
というお客様が非常に多く、カバー工法が最適解となります。
一般的なカバー工法では、既存屋根の上に防水シートを敷き、直接金属屋根を施工するケースもあります。しかし当店では、屋根の状態によっては構造用合板(コンパネ)の増し張りをご提案します。
築年数が経過した屋根では、釘の保持力が低下しています。コンパネを増し張りすることで、
ビスの保持力が向上
強風時の飛散リスクを軽減
カラーベストは経年で反りや歪みが出ます。そのまま金属屋根を施工すると、
仕上がりが波打つ
排水不良の原因
となるため、面を整える意味でも非常に重要です。
結果として、屋根全体の耐久年数が伸び、将来的な補修リスクを大きく減らせます。
今回使用した屋根材は、アイジー工業のスーパーガルテクトです。春日井市でも採用実績が非常に多く、当店でも自信をもっておすすめしている屋根材です。
メッキ層:SGL鋼板(次世代ガルバリウム)
一般的なガルバリウムよりも耐食性が高い
屋根材裏面にポリイソシアヌレートフォームを一体成型。
夏の屋根裏温度上昇を抑制
冬の放熱を軽減
春日井市のように夏の暑さが厳しい地域では特に効果を体感しやすいです。
瓦の約1/10の重さ
建物への負担を大幅軽減
穴あき保証:25年
塗膜保証:15年
割れ・浮き・下地状況を確認し、施工に支障がないかをチェック。
既存屋根の上から全面に施工し、屋根下地を一新。
新しい下地の上に防水層を確保。
軒先から棟へ、メーカー施工基準を厳守して施工。
棟板金、ケラバ、水切りを丁寧に施工し完了。
| 項目 | カバー工法 | 葺き替え |
|---|---|---|
| 工期 | 短い | 長い |
| 費用 | 抑えられる | 高くなりやすい |
| 廃材 | 少ない | 多い |
| 下地補修 | 限定的 | 全面可能 |
※下地が腐食している場合は、葺き替えが必要です。
A. 雨漏りの原因と下地状況によります。下地が腐食している場合は葺き替えが必要です。
A. スーパーガルテクトの場合、適切な施工で30年以上の耐久性が期待できます。
A. 個人差はありますが、屋根裏温度の上昇抑制は明確に体感される方が多いです。
カラーベスト屋根のメンテナンスは、今後の住まいの寿命を左右する重要な工事です。
街の屋根やさん春日井店では、
現地調査重視
下地から考える提案
無理な営業なし
を徹底しています。
春日井市でカバー工法・スーパーガルテクトをご検討中の方は、ぜひ一度ご相談ください。
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