瀬戸市のみなさん、こんにちは。
街の屋根やさん春日井市店です。

今回は、瀬戸市内の会社さまより
「倉庫のスレート屋根が古くなってきたので点検してほしい」とご相談をいただき、
現地調査に伺いました。

倉庫は長年、会社の作業場として使われており、
これまでにご自身で数回、屋根塗装を実施されていたそうです。
しかし、スレート屋根は踏み方を誤ると割れることがあり、
落下事故の危険性もあるため、専門業者以外の作業は非常に危険です。

瀬戸市のスレート屋根倉庫を現地調査！

倉庫屋根には、波型スレートが使用されていました。
スレート屋根は「軽量・遮音・耐火性」に優れており、
工場や倉庫に多く採用されてきた屋根材です。

しかし、2004年以前に施工されたスレート屋根には
アスベストが含まれている場合が多く、撤去・廃棄の際に高額な処分費用がかかります。

そのため、現在では屋根を撤去せずに新しい金属屋根を重ねる「カバー工法」が主流です。

劣化の進行とカバー工法のメリット

調査した倉庫屋根では、固定金具の錆びや塗膜の退色が見られました。
スレート材自体はまだ割れなどの大きな損傷はありませんが、
表面の防水性が失われており、再塗装をしても長持ちしにくい状態でした。

カバー工法では既存のスレートを撤去しないため、

という多くのメリットがあります。

今回ご相談いただいた会社さまは、
「一度で終わるメンテナンスをしたい」「仕事を止めずに施工してほしい」というご希望でした。

そのため、ガルバリウム鋼板製の金属屋根を重ねるカバー工法をご提案。
この方法なら、屋根を剥がさず施工できるため倉庫内で作業を続けながらの工事が可能です。

また、弊社ではすべて自社職人による直接施工。
中間業者を挟まないためコストを抑えながら高品質な施工を実現します。

スレート屋根は定期的な塗装でも延命できますが、
経年で下地や金具が傷んでいる場合、塗装では根本的な解決になりません。

「見た目はキレイになったけど数年でまた剥がれた」というご相談も多くいただきます。
10年以上経過している屋根や、アスベストを含む屋根の場合は、
カバー工法または葺き替えを検討するのがベストです。

カバー工法はどんな屋根でもできますか？

下地がしっかりしていれば可能です。腐食や雨漏りがある場合は下地補修を併用します。

倉庫の操業を止めずに施工できますか？

はい。カバー工法は撤去しないため、雨天以外なら通常稼働しながら工事が可能です。

カバー工法と葺き替えの違いは？

葺き替えは既存屋根を撤去するのに対し、カバー工法は重ねて施工します。　廃材が少なく、工期が短いのが特徴です。

アスベスト入り屋根の処分費用は？

撤去すると廃棄費が高額ですが、カバー工法なら撤去不要で費用を大幅に削減できます。

保証やメンテナンスはありますか？

工事内容に応じて最長30年保証＋定期点検付きで安心してお任せいただけます。

用語	わかりやすい説明
スレート屋根	セメントを主原料とした軽量屋根材。工場や倉庫に多く使われる。
カバー工法	既存の屋根を撤去せず、新しい金属屋根を重ねて施工する方法。
ガルバリウム鋼板	サビに強く軽量な金属屋根材。断熱・遮熱効果も高い。
アスベスト	2004年以前のスレートに含まれる可能性がある繊維。撤去時に特別処理が必要。
波型スレート	工場・倉庫の屋根でよく見られる波状の屋根材。耐火・耐久性に優れる。