2025.12.11
古民家平屋・築100年の瓦屋根の現状【春日井市】 春日井市のみなさまこんにちは。街の屋根やさん春日井市店です。 今回は、築100年を超える古民家平屋住宅で、瓦の落下により屋根に穴が空いてしまった事例について、現在進行中の 瓦屋根・全面葺き替え工事 を詳しくご紹介します。 現地調査…
春日井市のみなさまこんにちは。
街の屋根やさん春日井市店です。
今回は、築100年の古民家平屋で行っている瓦屋根全面葺き替え工事の第2弾として、
👉 屋根を支える重要な骨組み「垂木(たるき)」や柱・梁の補修交換作業
👉 雨漏りで見えない部分がどれほど傷んでいたか
を、現場写真とともに詳しくご紹介します。
古民家の屋根工事は「瓦を替えるだけ」では済みません。
本当に大切なのは、瓦の下に隠れた構造部分の修復です。
築100年古民家の瓦屋根葺き替え工事【第2弾】工程を解説
雨漏りにより 垂木・柱・母屋・軒桁が腐食 していた実例
垂木の「平面調整」が瓦仕上がりを左右する理由
コンパネ張りと ルーフィング(防水シート)の重要性
古民家屋根は“見えない下地補修”が耐久性のカギ
瓦をすべて撤去した状態で屋根の骨組みを確認すると、
垂木が何度も継ぎ足され、一本物ではない箇所が多数見つかりました。
これは過去に雨漏りが発生し、その都度“応急処置”を繰り返してきた結果です。
瓦と葺き土の重みを支える垂木にとって、継ぎ足しは大きな弱点になります。
状態の良い垂木は残し、
腐食している箇所
強度不足の箇所
は新しい垂木に交換・補強を行いました。
👉 全てを取り替えるのではなく、
👉 必要な部分だけを見極めて施工することで、
耐久性とコストのバランスを取るのが専門業者の仕事です。
瓦屋根が波打っていた原因は、
長年の雨漏りや地震で垂木の高さがバラバラになっていたことでした。
そこで、垂木と梁の間に調整板を入れ、
屋根全体の高さをミリ単位で揃える「平面調整」を行います。
この工程を省くと、
✔ 瓦がズレる
✔ 雨水の流れが悪くなる
✔ 将来的な雨漏りにつながる
ため、非常に重要な作業です。
瓦屋根に穴が開いていた箇所では、
柱・母屋(横梁)・軒桁まで腐食して崩壊寸前でした。
腐った部分を切断
新しい柱・梁を追加
ボルトで強固に固定
することで、屋根全体の安全性を確保しています。
👉 古民家の場合、屋根工事=構造補修工事になるケースも多いのです。
垂木の補修・平面調整後、
屋根全体に構造用合板(コンパネ)を細かいピッチで固定します。
このコンパネが、
瓦の荷重を分散
屋根の歪みを防止
する重要な役割を果たします。
コンパネの上には、
改質アスファルトルーフィング(防水シート)を施工。
瓦の下に入り込んだ雨水を受け止める
軒先へ安全に排水する
瓦が割れても即雨漏りを防ぐ
つまり、屋根の寿命は瓦よりルーフィングで決まると言っても過言ではありません。

築100年の古民家屋根では、
✔ 瓦
✔ 下地
✔ 構造材
すべてを総合的に見極める必要があります。
街の屋根やさん春日井市店では、
国家資格を持つ職人が現地調査から施工まで一貫対応。
雨漏り・古民家屋根でお悩みの方は、
無料点検・無料見積もりをぜひご利用ください。
街の屋根やさん春日井市店は、
2005年創業・2015年法人化の屋根・外装リフォーム専門店です。
一級かわらぶき技能士
一級建築板金技能士
一級塗装技能士
が在籍し、
春日井市を中心に 瀬戸市・尾張旭市・小牧市・多治見市 で
屋根・外装工事を行っています。
自社施工・保証付き・無料点検対応で、
古民家から最新住宅まで安心してお任せください。
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